1980年代初め頃までの501であれば赤耳の付いた生地が用いられているが、その名でも、特にの中でも66後期モデルより後に製造されたものが「赤耳モデル」と呼ばれる。かつてはどこの古着屋でも見かけることができたが、今では、古着屋で見かけることも少なくなっている。色落ちの特性からヴィンテージとして扱われないことも多いが、こうしたデニムの色落ちを好む人が増えており、人気も高まっている。コーンミルズ社に関する資料によると、1975~83年の間にコーンミルズ社の設備の近代化が図られ、その中でオープンエンド紡績の導入も行われている。同じ旧式織機で織られているにもかかわらず、色落ちがここまで変化しているのは、紡績方法の変更が大きく影響していると思われる。色落ちについてはもう1本の501(赤耳)を参照のこと。
ギャランティーチケット
紙製。"FOR OVER 125 YEARS"の表記。保証の内容について、新品に交換する旨の表記から"EVERY PAIR SATISFACTION GUARANTEED"に変わっている。フラッシャーの著作権の取得年は1966年。
表記サイズ | ウエスト |
ヒップ | 前股上 | 後股上 | ワタリ | 股下 | 裾幅 | 総丈 |
W27/L31 | 72 | 98 | 26.5 | 34.5 | 26 | 76.5 | 19 | 101 |