WPA 3Pockets Chore Jacket

 ニューディール政策の一環として設けられた政府機関である雇用促進局(Works Progress Administration (WPA))のプログラムの下で製作されたデニムジャケット。職業安定事業として失業者に縫製の仕事が与えられ、その中でデニム生地を用いたものも製作されている。縫製の技術に長けていない労働者により製造されたため、ステッチの歪みなど不慣れな箇所が多く見られるが、これも時代背景を強く感じさせるという点でWPAのアイテムの魅力となっている。ここで紹介するものは、ボタンの位置、ポケットの形状・位置など、一般的なカバーオールとは大きく異なる面白いデザインのもので、一般的なカバーオールとは違った面白さを感じさせる。

WPA3POCKETSJACKET_前面
まだ糊が付いたままのデッドストックの状態。左胸と両脇に計3つのポケットが付く。胸のポケットが斜めについていたりと、WPAらしさが前景からだけでも感じられる。
WPA3POCKETSJACKET_背面
WPA3POCKETSJACKET_タグ

タグ

首元に付く紙タグ。他の多くのwPAのものと同様に"NO TO BE SOLD"の記載がある。
WPA3POCKETSJACKET_ボタン

ボタン

小さな凹凸が付いたボタン。ボタンは、メタル製。他のWPAのアイテムでも用いられていることがあり、WPAのものには、一般的に用いられていたボタンのようである。
WPA3POCKETSJACKET_ポケット

ポケット

脇に付けられたポケット。ところどころでステッチが大きく曲がっている。
WPA3POCKETSJACKET_袖部分

袖部分

袖は開きがなく、ボタンも釣れられていない簡素なものになっている。
WPA3POCKETSJACKET_生地

生地

黒く沈んだ色の2x1の生地。スラブ感はさほど強くなく、ネップも多くはない。