ワークウエアブランド"DUBBLEWARE"のカバーオールで、1950年代のものではないかと思われる。同ブランドのアイテムには、少し変わったデザインのものが多いが、ここで紹介する一着は、基本的な形には変わったところはないが、トリプルステッチを使用していない点や、カフスの形などは、一般的なワークウェアブランドとは異った特徴がある。
袖先
ボタンが付けれていない極めてシンプルなつくり。入手時は、カフスをカットしてカスタマイズされたものかと思っていたが、(1)袖丈は十分な長さがあること、(2)袖先のステッチは他の箇所と変わらない退色具合であること、(3)所有しているもう一着の同ブランドのカバーオールでもボタンは付けられていないことから、元々このようなつくりであったのではないかと考えている。