Levi's 501 (2001年6月アメリカ製)

 これも2001年製造だが、やはり90年代モデルであるので、ここに掲載した。アメリカ自社工場製のなかでも最終期のもので、リーバイスジャパン取扱いのものである。リングスパン糸への回帰のためか赤耳や80'sの501と比べると縦落ち感が増し、また、メリハリのある色落ちをする。当時の流行から、数ヶ月間洗わずに穿いてしまったものであるが、今見ると清潔感に欠けるといわれても仕方ない色落ちとなってしまっている。

Levi's501(2001.6)_前面
横ヒゲやモモのななめヒゲなど、当時の流行から洗わずに穿くという「根性穿き」をしたもの。よくやったものだと懐かしくなるが、合わせる服を選ぶ。
Levi's501(2001.6)_背面
ヒザ裏の蜂の巣も出ている。
Levi's501(2001.6)_紙パッチ

紙パッチ

これまでのものと比べると、紙に光沢があり、よりしっかりとしたパッチになっている。実際にハードに履いたにもかかわらず、折れてはいても、破れてはいない。ティアオフタグは元々付いていない。
Levi's501(2001.6)_内タグ

内タグ

リーバイスジャパン取扱のものによく見られるタグ。
Levi's501(2001.6)_内タグ

内タグ

2001年6月製。工場番号は553。
Levi's501(2001.6)_バックポケット

バックポケット

縦の長さよりも横幅の方が長く見える形になっている。アーキュエイトステッチは、左右のバランスがきれいに整っている。
Levi's501(2001.6)_赤タブ

赤タブ

small eの両面刺繍タブで、"V"は不均等Vである。
Levi's501(2001.6)_バータック

バータック(バックポケット)

カンヌキの色は表はオレンジであるが、裏から見ると白い糸で施されている。
トップボタン

トップボタン

トップボタンは同時期の他のものと変わらない。トップボタン横は、平行ステッチ。
Levi's501(2001.6)_フロントボタン

フロントボタン

29インチだが、フライボタンは3つである。
Levi's501(2001.6)_フライボタン

フライボタン

ポツポツがある足長Rではないボタン。これも先後のモデルと変わるところではない。
Levi's501(2001.6)_トップボタン裏

トップボタン裏

写真では分かりにくいが、"553"の刻印がある。エルパソ工場("524")、バレンシア工場("555")以外の工場で製造されたことが分かる。
Levi's501(2001.6)_リベット

リベット

銅メッキ鉄製のリベット。先後のモデルと変わるところではない。
Levi's501(2001.6)_リベット裏

リベット裏

メキシコ製のものと同じく銅メッキ鉄製のリベット裏に変わっている。
Levi's501(2001.6)_アウトシーム

アウトシーム

白い糸のロックを掛けた上での脇割り縫い。裾は、シングルステッチで裾上げしている。
Levi's501(2001.6)_生地

生地

最も色が残っている裾近くの部分。色合いも80'sのものと異なり、若干赤みがかっていて、ビッグE以前の色に近いように思われる。
Levi's501(2001.6)_生地

生地

最も色落ちしている膝の部分。ところどころに縦落ちが見られる。

表記サイズ ウエスト
ヒップ 前股上 後股上 ワタリ 股下 裾幅 総丈
W29/L36 - - - - - - - -