2015年に501をテーパードにアレンジしたモデルとして登場した501CT、ここに紹介するのは2016年モデルである。レギュラーモデルでありながらも、最近のリーバイスらしく縫製の仕様はヴィンテージライクな箇所が多い。生地は、コーンデニム・ホワイトオーク工場製の14ozのものが使用されている。
最近のリーバイスのジーンズにはフラッシャーが付けられていないことも多いが、この501CTには、501と似たようなデザインのフラッシャーが付く。ワンウォッシュされている。
腿から裾までテーパードしているのがよく分かる。
革パッチ
簡素化されたデザインの革パッチ
フラッシャー
色こそ違えど501ライクなデザインだが、上には"Customized & Taperd"の文字。
ギャランティーチケット
ギャランティーチケットは付いておらず、スレーキにスタンプされている。読み取りにくいが"FOR OVER 140 YEARS"の記載となっており、1873年を基準としているものと思われる。
タグ
革パッチの横に型番・サイズ・価格などを記載したタグ。
タグ
セルビッジ付き生地をアピールするタグが付く。
タグ
タグ
もう一つホワイトオーク工場製の生地をアピールするタグも付く。
タグ
内タグ
ホワイトオークの内タグも付く。
内タグ
更に脇の部分にもリーバイスのバットウイングロゴの内タグ。
バックポケット
アーキュエイトステッチの角度は浅め。アーキュエイトステッチと上辺は、薄いグレーに見えるステッチ。
バックポケット裏
ヴィンテージライクな仕様を意識しているのかシングルステッチになっている。
赤タブ
スモール"e"の両面タブ
トップボタン
亜鉛メッキの鉄製ボタンで、ボタン横はV字ステッチ。
フロントボタン
トップボタンを除いて、数は3つ。
フライボタン
ポツポツの少ないボタンで、BIG E期までのボタンに雰囲気を似せているように思える。
トップボタン裏
ボタン裏刻印は"4001"。
リベット
少し経年変化したような銅色のリベット。戦前のもののように小文字"o"になっているのが興味深い。
リベット裏
くすんだ銅色のリベット裏。刻印が凸でなく凹になっている。
股部分
XX期以前と同様カンヌキ留めの補強がない。
コインポケット裏
耳の部分が用いられている。
アウトシーム・セルビッジ
太めのセルビッジ生地。裾はチェーンステッチ。
生地
既にワンウォッシュされた状態だが、若干黒みがかっている。スラブ感は適度に感じられる。ところどころに小さな織ムラもある。
| 表記サイズ | ウエスト |
ヒップ | 前股上 | 後股上 | ワタリ | 股下 | 裾幅 | 総丈 |
| W28/L32 | 72 | 95 | 27 | 35 | 27 | 76.5 | 16.5 | 102.5 |