1950年台のものと思われるOsh Kosh製のカバーオール。襟なしになっており、別に紹介した第二次世界大戦期のものと同じくエンジニアジャケットとしても良いのかもしれないが、ポケットや裾の部分はカバーオールと同じであるため、襟なしのカバーオールとした。当時のワークウェアの仕様が多岐に渡っていたことを感じさせる一着である。
もう一着のエンジニアジャケットは長袖にしたベストという感じであったが、同じ襟なしのジャケットでもポケットや裾の違いで、カバーオールらしい印象が強くなっている。
背中のステッチは、トリプルステッチになっている。
タグの跡
紙製のタグの跡。紙製のためか欠片は残っていない。
ボタン
オシュコシュおなじみの首振りボタン。
フロントポケット
カバーオールと同じように、下2つに大きめのポケットが付けられている。
生地
ライトオンスの2×1の生地で、青みが強く、細かな縦落ちが多く走る。ネップもかなり見られる。