DUBBLEWARE Chore Jacket

 ワークウエアブランド"DUBBLEWARE"のカバーオールで、1950年代のものではないかと思われる。同ブランドのアイテムには、少し変わったデザインのものが多いが、ここで紹介する一着は、基本的な形には変わったところはないが、トリプルステッチを使用していない点や、カフスの形などは、一般的なワークウェアブランドとは異った特徴がある。

DUBBLEWARE_前面

戦後のカバーオールは4つポケットのものが多いが、これは3つポケットで、ワークウエア色が弱くなり、カジュアルなジャケットという印象を与える。シルエットは脇から下にまっすぐ降りていくボックスシルエット。

DUBBLEWARE_背面
DUBBLEWARE_タグ

タグ

ブランドネームが入った刺繍タグ。レジスターマークも入れられている。
DUBBLEWARE_ボタン

ボタン

DUBBLEWAREのアイテムに使われているボタンの中でも有名な卍ボタンが使われている。

DUBBLEWARE_バックステッチ

バックステッチ

戦後のカバーオールであれば、大抵は背中のステッチカーブはトリプルステッチであるか、これはダブルステッチで縫われている。こうした点もワークウエア色が弱く感じられる点である。

DUBBLEWARE_バックステッチ

ポケット

フラップなしの3つポケット。

DUBBLEWARE_袖先

袖先

ボタンが付けれていない極めてシンプルなつくり。入手時は、カフスをカットしてカスタマイズされたものかと思っていたが、(1)袖丈は十分な長さがあること、(2)袖先のステッチは他の箇所と変わらない退色具合であること、(3)所有しているもう一着の同ブランドのカバーオールでもボタンは付けられていないことから、元々このようなつくりであったのではないかと考えている。

DUBBLEWARE_生地

生地

鮮やかなブルーが特徴的な生地。触るとスラブ感を強く感じ、見た目にも不規則で短い縦落ちが目立つ。ネップは、多くみられる箇所とほとんどない箇所に分かれている。