Levi's 501-1931(Long Day)

 リーバイスの世界統一規格の推進後、コーンミルズ社製のセルビッジ生地を使用し、ヴィンテージライクな商品として展開された501で、"Long Day"の愛称が付された。セルビッジ生地の使用のほかにも、各所にヴィンテージを意識した仕様が取り入れられている。メキシコの自社工場で製造されたものである。

Levi's501-1931(longday)
フラッシャーなどは501-1999から変わっていない。
Levi's501-1931(longday)_前面
若干細身のストレート。シルエットはこれまでのものと大きく変わるものではない。
Levi's501-1931(longday)_背面
Levi's501-1931(longday)_革パッチ

革パッチ

パッチが牛革のパッチに変更されている。紙パッチと比べると、ツーホースマークのデザインが簡素化されているほか、各種の文字表記も削除されている。
Levi's501-1931(longday)_フラッシャー

フラッシャー

501-1999に付いていたフラッシャーと変わるところはない。
Levi's501-1931(longday)_内タグ

内タグ

洗濯タグのほか各種のタグが付けられている。生産国はメキシコ。各国語の表記がなされており、世界統一規格の導入を物語っている。
Levi's501-1931(longday)_バックポケット

バックポケット

501-1999では下が絞られるような形であったが、Long Dayでは正方形に近い形に戻されている。
Levi's501-1931(longday)_バックポケット裏

バックポケット裏

ヴィンテージライクなシングルステッチが採用されており、意外に細かいところも意識されていることが分かる。
Levi's501-1931(longday)_赤タグ

赤タブ

スモール"e"の両面刺繍タブ。
Levi's501-1931(longday)_ベルトループ

ベルトループ

501-1999では太めのベルトループになっていたが、細めのものに戻されている。
Levi's501-1931(longday)_バータック

バータック(バックポケット)

イエローステッチによるバータック
Levi's501-1931(longday)_トップボタン

トップボタン

メッキされた鉄製ボタン。トップボタン横はV字ステッチが採用されており、ここもヴィンテージを意識していることが分かる。

フロントボタン

トップボタンを除いて数は3つである。

フライボタン

ポツポツが少ないボタンが用いられている。

トップボタン裏

"4093"の刻印。ウエストベルト上がシングルステッチになっており、やはりヴィンテージライクな仕様になっている。
Levi's501-1931(longday)_リベット

リベット

これまでの501に見られなかったような黒に近い色のリベットが用いられており、かなり締まった印象を受ける。
Levi's501-1931(longday)_アウトシーム・セルビッジ

アウトシーム・セルビッジ

セルビッジ生地が用いられており、脇割りの幅は大きめに取られている。裾はイエローのチェーンステッチ。
Levi's501-1931(longday)_股部分

股部分

ここもヴィンテージを意識しているのか501XXと同様に太い糸で縫われている代わりにバータックによる補強がされていない。
Levi's501-1931(longday)_コインポケット裏

コインポケット裏

耳の部分が使われている。
Levi's501-1931(longday)_生地

生地

縦落ちしそうな縦糸がところどころで目立っている。日本のよくあるレプリカの生地をおとなしめにしたような色の生地である。

表記サイズ ウエスト
ヒップ 前股上 後股上 ワタリ 股下 裾幅 総丈
W29/L32 76 103 28 37.5 28.5 80 20 106