"08501-0042"は、2008年に発売されたリーバイスの日本企画の製品。"00501-01"で使用されたXX17デニムや"501-0101"で使用されたXXX7デニムを進化させたXXX9デニムが使用されている。縫製は、フィリピン製。製品添付の小冊子では、XXX9デニムについて以下のとおり説明されている。
XXX9デニムは、コーンミルズの資料を基に同社の伝統と技術を駆使し、1909年の「極濃色ピュアインディゴ」の色目と、1950年から1960年代初頭に見られた組成「未洗いで12.5oz、洗い後で14oz」を併せ持った新しいデニムです。
XXX9を構成する糸には、当時のムラ感を表現する為に、経糸には 4つの異なる太さの糸をMIXし、緯糸には特殊なリングスパンを使用しています。
本来のインディゴの色目と頑強で丈夫なジーンズを再現できるXXX9デニムは、穿き込むほどに味の出る、凝縮されたスペシャルデニムです。
03501と似たデザインのフラッシャーが付けられているほか、03501と同様にギャランティーチケットが付いていない。
膝から下はまっすぐに落ちるストレート。やや細身に見える。
紙パッチ
紙パッチにはティアオフタブが付いている。
フラッシャー
ほぼ現行の501と同じデザインのフラッシャー。深いアーキュエイトステッチに合わせて作られている。
タグ
品番、サイズなどかが書かれた日本仕様のタグ。
小冊子
XXX9についての説明が記載された小冊子。
小冊子
XXX9デニムの説明が記載されている。
小冊子
裏面は、501や商品の注意書き。
スレーキ
2003年モデルと同じくスレーキにギャランティーチケットがプリントされている。"FOR OVER 130 YEARS"
内タグ
日本企画のため洗濯タグは日本語で記載されている。生産国はフィリピン。
内タグ
洗濯タグの裏側。品番、サイズなどか記載されている。一番下の「0409」は生産年月と思われる。
バックポケット
ほぼ正方形のバックポケット。アーキュエイトステッチはかなり深めになっている。
バックポケット裏
チェーンステッチ
赤タブ
スモール"e"の両面刺繍タブ
ベルトループ
片面タブ時代のヴィンテージを思わせるような太めのベルトループになっている。
バータック
イエローステッチのバータック。
トップボタン
メッキされた鉄製ボタンで、トップボタン横は平行ステッチ。
フロントボタン
トップボタンを除いて数は3つである。
フライボタン
文字間にポツポツが付いたボタン。
トップボタン裏
"3073"の刻印。ウエストベルト上は、チェーンステッチ。
リベット
銅メッキの鉄製リベット
リベット裏
銅メッキのものが使われている。
アウトシーム
オレンジステッチによりロック処理した上に脇割りで処理されている。また、裾はシングルステッチ。
股部分
カンヌキ止めで補強されている。
コインポケット裏
チェーンステッチ
生地
既にワンウォュッシュされている。よく目が詰まった生地でありながら、非常にしなやかである。また、色は、03501よりも青み・赤みが強く、より深い色になっている。他方で、スラブ感はあまり強くなく、ネップも見られない。
| 表記サイズ | ウエスト |
ヒップ | 前股上 | 後股上 | ワタリ | 股下 | 裾幅 | 総丈 |
| W28/L32 | 74 | 26.5 | 26.5 | 35 | 28 | 80 | 19.5 | 104 |